森と暮らす家
既存樹を一本も伐らずに配置を決めた
DEMO PROJECT 架空施工事例:この住宅は Web 制作実績を紹介するために 用意した架空の事例です。実在する建物・施主・敷地とは関係ありません。 掲載写真はデモ用のイメージ写真であり、当事務所が設計・施工した建物ではありません。
木を伐らずに建てられるか
落葉樹が点在する林の中の土地でした。 平らに均して建てるのが最も簡単でしたが、 施主のご希望は「この木のある景色のまま住みたい」でした。
既存樹の位置と幹の太さを測り、根の広がりを避けて基礎の位置を決めました。 結果として建物は少しねじれた平面になりましたが、 窓のどれを開けても幹が見えます。
解いたこと
木の位置が、平面を決めた
間取りを先に決めず、残す木の位置から建物の輪郭を起こしました。 設計としては手間の増える進め方ですが、 この土地では順序を逆にする理由がありませんでした。
落葉樹は、夏と冬で役割が変わる
夏は葉が日射を遮り、冬は葉が落ちて日射が入ります。 この性質を前提に、南側の庇は浅めに設定しました。
寒冷地の断熱を、意匠より先に決める
断熱と気密の仕様を最初に固め、そのうえで開口の大きさを決めています。 景色のために性能を落とすと、住み始めてから後悔することになります。
仕様
| 所在地 | 長野県 |
|---|---|
| 竣工 | 2022年 |
| 家族構成 | 夫婦+子1人 |
| 構造・規模 | 木造2階建 |
| 敷地面積 | 412.6㎡ |
| 延床面積 | 142.0㎡ |
| 設計期間 | 約10か月 |
| 工期 | 約8か月 |
| 主な仕上げ | 外壁:杉板張り(塗装)/内壁:左官/床:唐松の無垢材 |