海辺の平屋
塩害と強風に耐える構えと、水平に伸びる視線
DEMO PROJECT 架空施工事例:この住宅は Web 制作実績を紹介するために 用意した架空の事例です。実在する建物・施主・敷地とは関係ありません。 掲載写真はデモ用のイメージ写真であり、当事務所が設計・施工した建物ではありません。
海までの距離は、利点であり負担でもある
海が近い土地は、景色と引き換えに、潮風と強風を毎日受け続けます。 「見えること」だけを優先すると、十年後に外壁の補修が続く家になります。
平屋を選んだのは、風の抵抗を減らすためです。 高さを抑え、屋根の勾配を緩やかにし、軒を深く出して壁面を守る。 景色は大きなガラス一枚ではなく、位置を選んだ開口から切り取っています。
解いたこと
海側に、緩衝の土間を挟む
居間と外の間に、屋根のかかった土間を設けました。 砂と潮を落とす場所であり、風の強い日でも外にいられる場所です。
交換できる部材を、交換できる納まりに
潮を浴びる部位は、傷むことを前提に選定しています。 十年後に部分交換ができるよう、 金物の位置と外壁の割付けを最初から決めておきました。
水平を強調して、視線を伸ばす
窓台と軒、家具の天板の高さを揃えています。 室内から外を見たとき、水平線と家の線が重なって見える高さに設定しました。
仕様
| 所在地 | 神奈川県 |
|---|---|
| 竣工 | 2023年 |
| 家族構成 | 夫婦 |
| 構造・規模 | 木造平屋建 |
| 敷地面積 | 241.8㎡ |
| 延床面積 | 96.2㎡ |
| 設計期間 | 約7か月 |
| 工期 | 約6か月 |
| 主な仕上げ | 外壁:塗装ガルバリウム鋼板/内壁:左官/床:土間モルタル・杉板 |